関連展示施設 駒ヶ根市立博物館

郷土館

写真:郷土館

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駒ヶ根市郷土館は、県内にも数少ない大正期の洋風建築で駒ヶ根市役所の旧庁舎です。昭和46年秋に庁舎新築に伴い、庁舎の代表的な部分(延面積410.113m²)を現在地に移築し、郷土館として保存するとともに民俗文化財等を陳列しています。

旧庁舎は大正11年10月に、旧赤穂村役場として、当市出身、伊藤文四郎工学博士の設計により建築されました。開拓期の米国で発達した近世コロニアル様式を取り入れ、内部の装飾に近世ルネッサンス式を加味し、当時の役場としては斬新的で豪華なものでした。工費は5.4万円位で、当時の村の総予算が19万円余でしたから、かなりの大工事となりました。

駒ヶ根市文化財 郷土館(旧駒ヶ根市役所庁舎)

  • 所在地:駒ヶ根市赤穂26番地(大沼湖畔)
  • 所有者:駒ヶ根市
  • 駒ヶ根市指定有形文化財指定:昭和51年3月30日
  • 移築復原工事:昭和46年8月竣工
  • 構造及び形式:木造2階建、カラー鉄板、瓦棒葺近世コロニアル式
  • 開館時間:9:00~17:00
  • 休館日:月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日休館・8月は休み無し)
        年末年始
  • 料金:高校生以上 200円[団体(20名以上) 150円]
       小中学生 100円[団体(20名以上) 70円]
  • 問い合わせ先:0265-83-5011